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屋根塗料で遮熱できる?建物の中が暑くならないおすすめの屋根材も紹介

2023.02.11 Sat

「室内温度が快適になる屋根材はある?」
「屋根に遮熱塗料を塗ると室内が暑くならないの?」

1年中快適な室内温度を保つためには、屋根や壁、窓などの遮熱・断熱性能を高めることが重要です。

なかでも屋根の遮熱・断熱性能を高めると、効果を実感しやすいです。

そこで本記事では、屋根に遮熱塗料を使用しようか考えている方に向けて、屋根の遮熱を解説します。

建物内の熱対策をしたい方は、ぜひご一読ください。

屋根の遮熱塗料とは?

遮熱塗料とは、太陽光を反射させる塗料のことです。

遮熱塗料を屋根に塗布すると太陽光を反射しやすくなり、屋根材が熱を吸収しにくくなるため、室内温度の上昇を緩和できます。

その結果、夏場も室内が暑くなりにくくなり、冷房費をおさえることが可能です。

しかし遮熱塗料の塗装作業は、職人の技量によってムラがでることもあります。

ムラがあると十分な遮熱効果を得られない可能性があるため、遮熱塗料を施工する場合は業者選びが非常に重要です。

遮熱塗料のメリット

屋根に遮熱塗料を施工するメリットは、以下の2つです。

・室内が暑くなりにくい
・空調が効きやすくなる

1つずつ解説していきます。

室内が暑くなりにくい

遮熱塗料を施工するメリットの1つ目は、室内が暑くなりにくいことです。

遮熱塗料を使用した場合とそうでない場合では、使用した方が夏場でも室内温度が上昇しにくくなります。

ただし屋根の構造や施工する職人の技量など、場合によっては効果を体感しにくいケースもあります。

このような場合は、後述するサーモバリアを使用することで、効果を体感できるようになることも多いです。

空調が効きやすくなる

遮熱塗料を施工するメリットの2つ目は、空調が効きやすくなることです。

遮熱・断熱性能が高い建物は、室温が外気に左右されにくくなり空調効果が高まります。

空調効果が上がると電気代の節約になり、省エネにも役立ちます。

屋根の遮熱性能を高めると快適な室温を保ちやすいだけではなく、電気代の節約にもつながるのです。

遮熱塗料のデメリット

遮熱塗料を屋根に施工するのはメリットがある一方で、デメリットもあります。

遮熱塗装のデメリットは、以下の2つです。

・屋根の色によって効果に違いがある
・屋根が劣化していると遮熱効果が下がる

屋根に遮熱塗料を使用するか検討中の方は、デメリットも理解し後悔のない選択をしましょう。

屋根の色によって効果に違いがある

遮熱塗料のデメリットの1つ目は、屋根の色によって効果に違いがあることです。

同じ遮熱塗料でも色によって効果が異なります。

たとえば白色の屋根は光をたくさん反射できますが、黒色は光を吸収しやすく熱くなりやすいです。

遮熱効果が高い塗料を求めるなら、白を選ぶと効果を実感しやすいです。

とはいえ真っ白の屋根に抵抗がある方もいると思いますので、その場合はできるだけ明るい色の遮熱塗料を使用することをおすすめします。

屋根が劣化していると遮熱効果が下がる

遮熱塗料のデメリットの2つ目は、屋根が劣化していると遮熱効果が下がることです。

遮熱塗料は屋根が劣化していたり汚れたりしていると遮熱効果が下がります。

遮熱効果を持続させるためには、塗膜が劣化したら定期的に塗り替えを行うことをおすすめします。

屋根材自体が劣化している場合は塗装だけでは不十分なので、葺き替えやカバー工法で修理するのもおすすめです。

建物の温度が変化しやすい要素

建物はさまざまな要素により外気温の影響を受けます。

建物内の温度が変化しやすい要素としては、下記の2つが挙げられます。

・建物の構造によって暑くなりやすい
・建物の気密性によっては効果を実感しにくい

室温を快適に保つためには、変化しやすい要素を理解し、適切に対処するのが効果的です。

建物の構造によっては暑くなりやすい

室内が暑くなりやすいのは、建物の構造が原因の場合があります。

暖かい空気は高いところに集まります。

そのためマンションやアパートの上層階や3階以上の建物などは熱くなりやすいです。

また屋根裏がない建物は屋根からの熱がそのまま室内に伝わるため、室内が熱くなりやすい構造といえます。

このような建物の構造によって暑くなりやすい場合は、屋根の遮熱・断熱性能を高めることで快適な室温を実現しやすくなります。

建物の気密性によっては効果を実感しにくい

建物の気密性によっては、遮熱や断熱の効果を実感しにくいことがあります。

気密性とは、どれだけ建物の隙間がなく空気の出入りがないかという密閉性を表すものです。

気密性が低いと外気温の影響を受けやすく、冷暖房の効率も下がってしまいます。

また、いくら屋根や壁の遮熱・断熱性能を高めても、建物の気密性が低ければ効果を実感しにくいでしょう。

快適な室温を保つためには、建物の気密性も非常に重要です。

太陽光による室温上昇を防ぐならサーモバリアがおすすめ


室内温度を快適に保つためには、屋根の遮熱・断熱が大切です。

屋根の遮熱といえば遮熱塗料が有名ですが、遮熱塗料以上に効果を発揮する屋根材「サーモバリア」があります。

サーモバリアとは、輻射熱を99%カットできる純度の高いアルミシートです。

室内で暑いなと感じる熱の正体は「輻射熱(ふくしゃねつ)」といい、それをカットできるのがサーモバリアです。

高純度のアルミは、熱の反射率を高くする効果があります。

そのため高純度のアルミを使用しているサーモバリアを屋根に施工すると、夏場の室温上昇が抑えられるため涼しく感じるのです。

さらにサーモバリアは室内で暖まった空気が逃げるのを防ぐ効果もあるため、冬場も快適に過ごせます。

遮熱塗料は効果なし?

屋根の遮熱効果を高めるなら、遮熱塗料よりもサーモバリアがおすすめです。

遮熱塗料は施工することで室内温度の上昇を緩和し、空調効率を高める効果があります。
しかし遮熱塗料は職人の腕によってムラが発生することがあり、効果を十分に発揮できないこともあるのです。

また遮熱塗料は乾かす必要がありますが、季節や風の強さ、天候などにより乾くまでの時間が長くなる可能性があります。

このように同じ遮熱塗料を使用しても、職人の技量や天候などさまざまな条件で効果を発揮できないケースがあるのです。

作業者によるムラも発生しにくい

サーモバリアは、作業者の技量によるムラが発生しにくい屋根材です。

遮熱塗料を施工する場合は、業者選びを慎重に行うことをおすすめします。

一方でサーモバリアは、認定工事店だけが扱える資材です。

作業のムラが発生しにくく乾かす必要もないため、建物内の暑さが軽減されているのを実感しやすいです。

さらにサーモバリアはアルミと塩ビシートを併せた素材であるため、耐久性・対候性に優れた性質があります。

遮熱塗料などを活用して快適な室温を保とう

屋根に遮熱塗料を施工すると、室温の上昇を緩和して空調の効率を高める効果があります。

しかし業者の技量によっては、十分な遮熱効果が発揮できないケースもあります。

屋根の遮熱には遮熱塗料もいいですが、より効果を実感しやすいサーモバリアがおすすめです。

クールルーフ.jpは、サーモバリアの施工販売店であるため、サーモバリアの施工ができます。

「工場内の温度が上がらないようにしたい」
「室内のクーラーの効きを良くしたい」

このように考えている方は、ぜひ「クールルーフ.jp」へお問い合わせください。

 

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この記事は「内野 友和」が
書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。
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