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工場の暑さ対策には遮熱シートがおすすめ!メリットなどを紹介

2023.09.07 Thu


「工場の暑さ対策で遮熱シート設置を考えている」
「工場の遮熱対策をしたいけど何をして良いか分からない」

これらの悩みや不安は、夏場に室温が上がりがちな工場の管理者の方によくあるものです。

工場の暑さ対策を行うなら、遮熱シートがおすすめです。

本記事では遮熱シートのメリット・デメリットや断熱材との違い、おすすめの遮熱シートについて解説しています。

工場の暑さ対策をお考えの方は、ぜひ遮熱シートの導入をご検討ください。

工場に導入されることが多い「遮熱シート」とは?


遮熱シートとは、主に太陽光から発せられる輻射熱を反射できるもので、室内の温度上昇を抑えられます。

熱の侵入防止だけでなく、室内の熱が外部に逃げるのを防ぐ効果も持っています。

これにより冷房や暖房の効率を向上させ、エネルギーコストの削減が可能です。

遮断シートは輻射熱が当たる屋根に施工します。

また工場の機械に遮熱シートを貼ることで、機械から発せられる輻射熱をカットし、工場内が暑くなるのを防げます。

遮熱材との違い

遮熱シートは遮熱材の1つです。

遮熱材は、主に「遮熱シート」と「遮熱塗料」の2つがあります。

遮断シートはアルミ箔でシート状に加工したものです。

遮熱塗料は、遮断シートと同じような効果があるものの屋根や壁に塗布する塗料のことを指します。

どちらも同じような効果がありますが、遮熱シートの方が機械から発せられる輻射熱もカットしやすいためおすすめです。

断熱材との違い

遮熱シートと断熱材では、防ぐことができる熱の種類が違います。

断熱材は、伝導熱や対流熱が伝わるのを防ぐ材質です。

一方で遮熱材は、輻射熱を反射する材料のことを指します。

熱の伝わり方には以下の3通りあります。

・太陽や機械などから届く熱は「輻射熱」
・湯たんぽなど触って感じる熱は「伝導熱」
・エアコンなど風や空気によって伝わる熱は「対流熱」

遮熱シートは「輻射熱」を防ぐ役割を果たし、一方で断熱材は「伝導熱」と「対流熱」に効果的な材質となります。

断熱材と遮熱シートでは、防げる熱の種類が違うということです。

遮熱シートを工場に導入するメリット


遮熱シートを工場に導入するメリットは下記の3つです。

・塗りムラが発生しない
・輻射熱をカットできる
・ランニングコストがかからない

1つずつ詳しく説明します。

塗りムラが発生しない

遮熱シートを工場に導入する際のメリットの一つは、「塗りムラが発生しない」という点です。

遮熱材には、遮熱シート以外にも遮熱塗料があります。

遮熱塗料は建物の屋根や壁に塗ることで遮熱効果を得られるものですが、塗りムラを防ぐことは難しいです。

塗りムラがある場合、思っていたような遮熱効果を得られない可能性があります。

さらに遮熱塗料は汚れや経年劣化、気象条件によって効果が低下し、定期的な塗り直しが必要です。

一方、遮熱シートはシート状の素材を屋根や壁に貼るだけで遮熱効果を得られます。

そのため塗りムラが発生することはなく、遮熱効果が工場内でずっと一様に発揮されるのです。

塗り直しなどのメンテナンスも不要で、安定した遮熱効果が期待できます。

ただし経年劣化はするため、耐用年数を迎えたら貼り直す必要はあります。

輻射熱をカットできる

遮熱シートを工場に導入するメリットは、輻射熱をカットできることです。

工場にある多くの機械から放出される熱は、輻射熱です。

工場が暑くなるのは、太陽光による影響だけではありません。

そこで動いている機械から発せられる輻射熱も、工場内が暑くなる大きな原因です。

遮熱シートは輻射熱を効果的にカットできるので、工場の暑さを軽減できます。

ランニングコストがかからない

遮熱シートを工場に導入する際の優れたメリットの一つは、維持費用(ランニングコスト)がほとんどかからないことです。

ランニングコストがかからないため低コストで長期間、高い遮熱効果を得られるため工場内の温度が快適になります。

工場の暑さ対策の一環として、スプリンクラーシステムを導入する方法もあります。

スプリンクラーシステムは屋根や壁に水を散布して一時冷却する方法で、ポンプやファンの運転に電力が必要です。

つまり、水道代や電気代が継続的にかかります。

一方、遮熱シートはランニングコストがほとんどかからないため、コスパが良いのがメリットです。

ただし遮熱シートが経年劣化した際は貼り直す必要があるため、その時は費用がかかります。

工場の屋根に遮熱シートを設置するデメリット


工場の屋根に遮熱シートを設置するデメリットを紹介します。

遮熱シートは、対流熱や伝導熱をカットできません。

輻射熱は効果的に防げるので、それだけでも建物内の温度の上昇を抑えられます。

しかしそれ以上の高い効果を期待するなら、断熱材と遮熱シートの併用がおすすめです。

工場に遮熱シートを導入するなら「サーモバリア」がおすすめ


工場に遮熱シートを導入するなら「サーモバリア」がおすすめです。

サーモバリアは、99%以上の高純度のアルミ箔を使用した遮熱シートです。

高純度のアルミ箔は熱を効果的に反射し、真夏の猛暑から室内を守り冬季には室内の温かさを外部に逃さず、快適な室温を維持します。

「サーモバリア」を使用することで分厚い断熱材を使わずに済むので、屋根や内外壁の設計の自由度が上がります。

サーモバリアスカイ工法は、試験に合格した工事店のみが施工できる商品です。

クールルーフ.jpは認定工事店のため、サーモバリアの施工が可能です。

サーモバリアに興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

工場に遮熱シートを設置する際によくある疑問


工場に遮熱シートを設置する際によくある疑問を紹介します。

・遮熱シート「サーモバリア」の耐用年数はどれくらいですか?
・遮熱シートが強風で飛ばされることはありますか?
・遮熱シートを工場に設置するのにかかる工期はどれくらいですか?
・遮熱シートの施工で利用できる補助金はありますか?

各疑問について回答します。

遮熱シート「サーモバリア」の耐用年数はどれくらいですか?

遮熱シート「サーモバリア」の耐用年数は約10年です。

遮熱シート「サーモバリア」の施工方法は「スカイ工法」「遮断熱工法」「トップ工法」の3つです。

どの施工方法も、屋外にさらされるため、自然環境の影響を受けての経年劣化が免れません。

それゆえ環境の影響によって耐用年数も大きく変わりますが、約10年を目安に考えると良いでしょう。

「スカイ工法」「遮断熱工法」は責任施工制度が適用されるので、施工後10年間の製品保証書が発行されます。

遮熱シートが強風で飛ばされることはありますか?

サーモバリアスカイ工法は風速40mの強風での耐風圧試験もクリアしています。

遮熱シートは専用の両面テープを使って屋根に貼りつけるものです。

専用の両面テープを正しく使うことで、シートがしっかりと固定されます。

両面テープの付きが悪い場合は、高圧洗浄で水洗いを実施してから施工することもあります。

風速40mは屋根瓦や屋根葺材が多く飛散し始め、標識が傾くほどの強風です。

サーモバリアスカイ工法は強風にも耐える性能を持っており、シートが飛ばされることはありません。

遮熱シートを工場に設置するのにかかる工期はどれくらいですか?

遮熱シートを工場に設置するのにかかる工期は、50平方メートルの屋根でしたら4日程度、100平方メートルでしたら6日程度、500平方メートルでしたら20日程度になります。

上記はあくまでも目安で、周囲の環境や建物の状態にも左右されます。

工期に関するお問い合わせは、お気軽にお問い合わせください。

遮熱シートの施工で利用できる補助金はありますか?

遮熱シートの施工で利用できる補助金があるかどうかは、お住まいの自治体や年度によっても異なります。

クールルーフ.jpに施工を依頼した会社のなかには「カーボンニュートラル・工場就労環境改善・働き方改革に関する補助金」を使われた方もいます。

事業再構築補助金や小規模事業者持続化補助金も、内容次第では対象になる場合もあるので、国や都道府県・市町村の補助金制度について調べてみると良いでしょう。

遮熱シートを工場屋根に設置して快適な環境をつくろう


工場の暑さ対策をするなら遮熱シートがおすすめです。

遮熱シートのなかでも「サーモバリア」は特に、工場の暑さ対策として効果的です。

サーモバリアを貼るだけで夏の室内温度は11℃も下がるので、工場で働くスタッフが快適に仕事をしやすくなったという嬉しいお声もいただいています。

クールルーフ.jpは、認定工事店のためサーモバリアの施工が可能です。

お見積もりは無料ですのでサーモバリアに興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事は「内野 友和」が
書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。20年以上、約5000件の現場経験で培った技術と知識で、建物の屋根・雨樋・板金・外壁工事を通じ、地域の皆様のお役に立てるように努力しております。
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