お問い合わせ

05コラム

屋根冷却 クールルーフ.jp / 株式会社ウチノ板金 > コラム > 工場の屋根に工事は必要?工事の種類や費用相場、施工事例も紹介

工場の屋根に工事は必要?工事の種類や費用相場、施工事例も紹介

2026.07.01 Wed
この記事は「内野 友和」が
書いています。
1979年生まれ。一級建築板金技能士。
父・内野国春の元で建築板金の修行を始め、2014年より代表となり家業を受け継ぐ。25年以上、約10,000件の現場経験で培った技術と知識をもとに、屋根・雨樋・板金・外壁工事に携わる。建築家・隈研吾氏が関わるカフェ「和國商店」のプロデュース(グッドデザイン賞等受賞)、海外での活動なども行う。また、全国の屋根屋50社以上と共にボランティア活動を行い、屋根の展示イベント「屋根展」を主宰している。

「長年運営している工場の屋根は、工事が必要なのだろうか?」

「工場の屋根の工事にかかる費用は、いくらぐらい?」

工場を運営している場合、室内の設備だけでなく屋根や外壁など建物の定期的なメンテナンスについて気になっている方は多いのではないでしょうか。

とくに工場の屋根は常に太陽光や雨風にさらされているため、劣化が進行しやすいです。

この記事では工場の屋根工事の必要性や工事の主な種類、各工事のメリット・デメリットや費用相場を紹介しています。

室内の暑さに困っている場合は、効果が期待できる遮熱工事についても紹介しているので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

工場の屋根に工事は必要?

工場の屋根には金属系の屋根材が使われていることがほとんどです。

太陽光の熱や紫外線、雨風によるダメージで時間が経つにつれて劣化していきます。

そのため以下のような症状が見受けられたら、工事を検討した方がよいと言えます。

・広範囲に及ぶサビ
・雨漏りの発生
・屋根材の浮き
・室内の異常な暑さ など

工場の屋根工事には劣化補修や雨漏り修理だけでなく、室内の暑さ対策や省エネ対策も含まれます。

放置すると雨漏りによって工場内の設備が故障したり、生産性が低下したりする恐れがあるので注意してください。

工場の稼働環境や従業員の働きやすさを維持するために、工場の屋根は定期的なメンテナンスが必要です。

工場の屋根工事の種類は?

工場の屋根工事の種類は、主に以下4つに分けられます。

・部分補修
・塗装
・カバー工法
・葺き替え
・遮熱工事

以下で1つずつ説明していきます。

部分補修

部分補修は軽微なサビや穴あき、ボルトの緩みなど不具合のある箇所を修理します。

費用を抑えやすく、短期間で施工が終わる点がメリットです。

デメリットとしては、広範囲の劣化や破損には対応できない点が挙げられます。

劣化箇所が限定されており、早期に不具合を発見できた場合におすすめです。

塗装

塗装は美観の維持や屋根材の保護のために、屋根の表面に塗料を塗る工事です。

塗料にはシリコン塗料やフッ素塗料、無機塗料などさまざまな種類があり、それぞれ耐用年数や費用が異なります。

カバー工法や葺き替えと比べると費用を抑えられる点がメリットです。

デメリットとしては屋根材の下地が傷んでいる場合は施工しても意味がないほか、塗装しても屋根材の耐久性が上がることはない点が挙げられます。

色褪せや軽度なサビが見受けられる場合におすすめです。

カバー工法

カバー工法とは現在設置されている屋根材は撤去せず、上から新しい屋根材を重ねる工事のことです。

軽量な金属屋根のガルバリウム鋼板を使用することが多いです。

メリットは以下を参考にしてください。

・古い屋根材を撤去、処分しなくてよいため、葺き替え工事よりも費用や工期を抑えやすい
・工場の営業を停めないで工事できるケースもある
・屋根材が2重になるので遮音性や断熱性の向上も期待できる

デメリットとしては屋根材が2重になることで重量が増えるほか、下地の劣化が激しい場合は施工できない点が挙げられます。

雨漏りやサビが進行しているけど、下地がそこまで劣化していない場合におすすめです。

葺き替え

葺き替えとは現在設置されている屋根材を撤去し、新しい屋根材と交換する工事のことです。

カバー工法と同様、ガルバリウム鋼板が使われることが多いです。

下地も含めてすべて新しくなるため、長持ちしやすい点がメリットと言えます。

デメリットとしては費用が高くなりやすく、工期もカバー工法に比べると長い点が挙げられます。

雨漏りが何度も発生しているほか、屋根材の寿命が過ぎている場合や屋根全体の劣化が激しい場合におすすめです。

遮熱工事

遮熱工事は太陽光からの熱によって屋根表面の温度が上昇するのを抑え、工場内の暑さを和らげるための工事です。

主に遮熱塗料で塗装する方法と、遮熱シートを設置する方法があります。

遮熱塗装は技術や経験が少ない職人が担当すると、塗りムラが発生し効果を発揮しにくいです。

遮熱シートは塗装に比べて施工しやすく、効果を発揮しやすいです。

室温上昇を抑制し空調にかかる負荷を軽減するほか、従業員の作業環境を改善できる点がメリットと言えます。

デメリットとしては下地の劣化や雨漏りを直す工事ではないため、ケースによっては補修工事もあわせて行う必要がある点が挙げられます。

夏場の暑さに悩んでいて熱中症対策を本格的に行いたい、電気代を抑えたいといった工場におすすめです。

工場の屋根を工事する場合の費用相場はいくら?

ここでは工場の屋根を工事する場合の費用相場を紹介します。

住宅の屋根を工事する場合の費用相場を記載しており、工場や倉庫などの場合は屋根の面積が大きいケースが多く、費用がさらにかかることもあります。

屋根塗装の費用相場は30〜70万円です。

カバー工法は150〜400万円、葺き替えは200~500万円が目安となります。

どちらもガルバリウム鋼板を新たに施工する場合の費用相場です。

部分補修や遮熱工事の費用は現場環境や屋根の構造などによって変化するので、詳細が知りたい場合は、見積もりをおすすめします。

工場の屋根に遮熱工事を施したい場合はサーモバリア スカイ工法がおすすめ

サーモバリア スカイ工法とは、純度99%以上のアルミ箔を使用したスカイシート(遮熱シート)を金属屋根に設置する工法のことです。

スカイシートは、太陽から放出される輻射熱(ふくしゃねつ)の97%をカットし、夏場の工場内の室温が上昇するのを抑え、体感温度を下げることが可能です。

冬は暖房で暖まった空気が外に逃げるのを防いでくれます。

屋根材の上にスカイシートを貼っていく作業のため、作業者の技量に左右されず仕上がりが綺麗で遮熱効果が均一です。

サーモバリア スカイ工法はメーカーの研修を受講したうえで、施工資格試験に合格した工事店だけが施工できます。

クールルーフ.jp(運営:ウチノ板金)は、サーモバリア スカイ工法の施工販売店なため、安心してお任せいただけます。

工場や店舗の屋根に遮熱工事を施した事例

ここではクールルーフ.jpが、実際に工場や店舗の屋根に遮熱工事を施した事例を紹介します。

導入のきっかけやお客様の声も記載しているので、遮熱工事を検討している場合はぜひ目を通してみてください。

施工事例1

【BEFORE】

【AFTER】

東京都立川市にある工場の屋根に、スカイ工法を施した事例です。

こちらの工場は作業の内容的にエアコンを設置できず、夏場は扇風機を回して作業していました。

サーモバリア スカイ工法を紹介したところ、導入を決めていただけました。

導入後は「室内温度がこれだけ変わって驚いている」「スタッフ全員が感動しており、夏場の作業効率が間違いなく上がった」との嬉しいお言葉をいただいております。

施工事例2

【BEFORE】

【AFTER】

東京都小平市にある店舗に、スカイ工法を施した事例です。

建物はプレハブで事務所が2階にあり、断熱材が設置されていないため室内が蒸し風呂のような暑さになっていたとのことでした。

YouTubeにてサーモバリアを知り、弊社に問い合わせいただき、導入いただけることになりました。

導入後は「体感的には5度くらい涼しくなり、暑さが和らいだ」「エアコンの設定温度を少し高めに設定しても、十分に快適さを保てる」との嬉しいお言葉をいただいております。

工場の屋根に劣化が見受けられたら、早めに業者に点検を依頼しよう

工場の屋根は太陽光の熱や紫外線、雨風による影響で時間が経つにつれて劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。

とくに広範囲に及ぶサビや雨漏りの発生、室内で異常な暑さを感じる場合は、早めにメンテナンスすることをおすすめします。

工場屋根の工事は主に部分補修や塗装、カバー工法や葺き替え、遮熱工事に分けられます。

それぞれ費用やメリット・デメリット、適しているケースが異なるため、工場の屋根の状態や予算に合わせて判断することが大切です。

工場の屋根に劣化が見受けられたら、先延ばしにせず早めに業者に点検を依頼しましょう。

Share this article
« »